双葉IC工事 寺沢跨道橋の撤去が無事終わりました。
寺沢跨道橋解体前
双葉インターチェンジのランプ(合流部)を広げるため、今ある橋を撤去して新しい橋をかけます。
今回撤去する橋の重量は450t、上空には電線があり大型クレーンも使用できず、多軸台車での撤去を
選択しました。
寺沢跨道橋を撤去するには、高速道路を通行止めにする必要がありますが、昼は通行止めにできないので
1夜間で撤去するための事前準備に苦慮しました。
多軸台車で受けて両端・柱を切断
多軸台車を橋の下にセットして約200tの荷重をかけて切断を開始しました。
切断には、ワイヤーソー8台を同時稼働させ、約1時間30分かけて切断しました。
解体ヤードへ移動
切断が終わりスピンターンで解体ヤードへ移動開始、移動速度は人が歩く速度の半分くらいでなかなか進まない。
高速道路の解放時間も近づきハラハラでした。
スーパーリフトで荷下ろし
高速道路の解放が無事終わり、昼間の作業で荷下ろしを行いました。
荷下ろしにはスーパーリフトを使用し撤去した橋を受けなおして、多軸台車を引き抜きました。
この後、残った橋台をブレーカー等で破砕して撤去します。